2018年10月16日火曜日

学び続けるもの

はじめに。
いろいろな価値観があるなかで、
今回の記事は「特定のものを卑下する」目的はない、ということをご理解いただきたいと思います。

***

現在、我が家には人間達と
パピヨン(11才)、雑種猫(8才)、トイプードル(7才)が、一緒に暮らしております。


先日、パピヨンと「ボール投げ&持ってきて遊び」をしていたところ、木の棒を齧ることが大好きトイプードルが割って入ってきました。

(これはボールが噛み千切られてしまう!)
慌ててボールを回収しようとした、きよの子。

はむっとボールを咥えたトイプードルが近付いてきます。

「!!!」
慌てましたが、なんとか間を空けずに誉めることができました。

どうしたことでしょう???

これまでは――
・投げられた(パピヨン用の)ボールを追いかけるだけ
・パピヨンの邪魔をする(に、見える)
・ゴム製ボールを壊す(遊んでいるつもりだった)
そんなトイプードル。

先住犬・序列が上のパピヨンを優先するために、
ボールを持ち去ろうとするときは「こら!」と、叱ることが多く。噛むこと大好きトイプードルは次第にデンタルケア兼ねた木を齧るのが一番好きな遊びになりました。
たぶん、それは今も一番のままだとは思います(テンション上がると木を咥えて跳ね回っているので…)

ちなみに。
パピヨンは前述のボール遊び。雑種猫は、釣竿の形をした紐長い猫じゃらし。
各々、それが一番好きであります。



話を戻しまして。

いきなりボールを持ってくるという姿を披露したトイプードル。
現在7才です。

諸説ありますけれども、最初の1年で人間の20才に相当。それから1年に4才づつ年を取る場合で計算すると、ただいま44才のトイプードル。なんと遅咲き。

しかも(当然のことですけれども)、きよの子と言語(日本語)によるコミュニケーションは取れません。犬同士……犬と猫……は、私には分かりません。
どこでボール遊びを覚えてきたのかは、謎です。

しかしながら、これがチャンス。

(自分のが取られた!)という顔をしているような気がするパピヨンに我慢をしてもらい、トイプードルに向けてボールを投げました。

咥えた瞬間を狙って、かけ声を「もっといで」
ボール遊び落としそうになりながらトイプードルは私の前に来ました。
次が大切。ボールを離した瞬間に「ポンして」の、言葉を合わせる!

何で褒められたのか曖昧な状態であろうトイプードルを、それでも大袈裟なくらいに誉めまくりました。
トイプードル、しっぽブンブンです。どやあ!って、してそうです。


なので、もっともっとボールを投げてみます。

1:ボールを追いかけるトイプードル
2:ボールを咥えたら「もっといで」
3:咥えたままこっちに来る時も誉めまくる
4:私の前で落としそうな時に「ポンして」
5:一連の流れができたので誉める


1週間ほどみっちりトレーニングを続けたらば、パピヨンと同等レベルの「ボール投げ&持ってきて遊び」を習得しました。
誉めて伸ばす……の、典型でしょうか。

自分のボールを使われているパピヨンが、きよの子を見上げて無言の「楽しくない」
アピールをしていたことは、おまけの話です。

今ではトイプードル用ボールも買いまして、ふたり同時にボール投げをする、きよの子。
これ、結構……私のボール捌き・判断力が試されます。
コントロールが悪いと家具の隙間にボールが入る。片方に気を取られていると、もう片方を誉めそびれる。ボールに夢中な2匹がぶつかりそうになったり……
文字通り2倍の疲労(もっと神経使うかも?)


***


脱線していました、すみません。
今回の記事は愛犬自慢半分。もう半分は、それを自分の身の回りに置き換えてみる、という話をしたかったのです。

なぜトイプードルは、いきなり「ボール投げ&持ってきて遊び」ができるようになったのでしょうか?

数日、きよの子は考えました。

いきついた結論は以下です。

トイプードルは突如「ボール投げ&持ってきて遊び」の方法を知り、覚え、遊べるようになったのではありません。

我が家に来てから約7年――
パピヨンがボール遊びをするのに混ざろうとして叱られ、ボールを噛みちぎってしまえば叱られ、加わるに加われなかった日、木を齧りながらパピヨンの様子を見ていた日、寒いからと寝床から出てこない日。

そんなふうに過ごしているうちに少しづつ、トイプードルの知識に「ボール遊び」の輪郭ができあがりました。

片鱗が出たのが、先日のボールを咥えて私の元に歩いてきたとき。
運良くその先に進むステップを作ることができました。タイミングを逃していたら、いつになるか分からない未来のことになっていたでしょう。




我が家のトイプードルの話に限らず、
こういうことは、自分の身の回り(家族・親戚・友達付き合い、仕事などで)も、起こっていると思うのです。

十人十色の性格・能力・知恵。千差万別の情報・専門知識。
やらなくてはいけないこと、やろうとは思っているけれどできないこと。
……挙げたらキリがないほど様々なものがあります。


けれども。

「学ぶ」ことに期限はない。「学ぶ」ことをやめなければ。


トイプードルは7年かけて独学(と、後半は、きよの子のトレーニングと)で、ボール遊びを覚えました。
覚えようと思えば歳は関係ない。犬も、猫も、人間も……ここは、分け隔てなく、ずっと学び続ける者だと考えます。
それを、トイプードルは私に気付かせてくれたのだと、そう信じています。

今回の記事は、長文・乱文を失礼いたしました。


↑ ↑ ↑
ランキングに参加中!
ポチッとバナークリックで応援よろしくお願いします